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zoom RSS 印象派で「近代」を読む  中野京子

<<   作成日時 : 2018/02/06 18:32   >>

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NHK出版新書  2011/6/10

今日は人間ドック。朝7時45分の受付という早い順番を頼んでおいた。
しかし7時35分に受付したら
私の前に既に14人いて、せっかちな人はいるものだ。

胃カメラが少々しんどかったくらいで
あとは淡々と進む。
結果として、自分が思っていたほどは傷んでないようで
D判定がなかった。太ったのが全てに影響はしている。
運動不足の解消が課題。

さて、中野京子先生の「印象派で「近代」を読む」。
「怖い絵」シリーズで有名な美しい方だ。私よりは先輩だが。

ふんだんに見開き2頁のカラー写真で作品を紹介しながら
「印象派」の虐げられた歴史や、アメリカでもてはやされた背景、
浮世絵との関係などを味わい深くわかりやすい文章で
紹介している。とはいえ、時々見せる鋭い皮肉や批評眼が
飽きさせずとてもいい。

なぜ日本人は「印象派」が好きなのか?
それは心象派以前の絵画の持つ意味(黙示的な)が日本人には
読み取れないから。では印象派以後の絵画はというと
抽象性と個別性が強すぎてどう感じていいのかさえ謎、だという。

すんなり理解できる印象派がちょうどいいのかもしれないが
そのうちいろんな意味で鑑賞眼が日本人にもできてくれば
印象派が好きという傾向も変わってくるかもしれないと
中野先生はいう。

印象派を追うことで「近代」を俯瞰する試みはとても面白い。
おすすめの一冊。
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