いよいよ目前に迫る

県大会はいよいよ目前である。
ここに来て、私もやっとワクワクしてきた。
他の学校はどうなんだろう。
10日間でできることだけをやってきた。
どういう結果がでるかは別にして、
それなりに上手くできたような気がする。
いろんなことを考えることもできたし
いくつかのビデオを見た。
今まですることのできなかった
場面毎の細かい小返しをして
一つひとつの台詞を直した。
立ち位置から間の一つひとつを点検した。
全部できたわけではないが、
少なくても予選よりは良くなっている。
後はかなり増やした音響のQと
かなりコンセプトを変えた照明のQの
折り合い。タイミングだ。
しかし、これは殆どぶっつけ本番ということになるだろう。

ウチは役者の芝居と同様に
装置・照明・音響・衣装・メイクが
主役の芝居作りをしている。

芝居らしい芝居作りだと思う。
それしかできない。

台本のもつ今日性はそれほど高くない。
つまり今風ではないということだ。
でも、カビが生えているほど古くもない。
さりげなくもないし、静かでもない。
なんとなくすれ違うような微かな違和感など表現できない。
言ってみれば、普通の台本である。

これに灯り屋が灯を点し
音屋が音を吹き込み
仕上げていく。
攻めの照明と攻めの音響。これがウチのモットーだ。
過剰を排すというのは芸術の鉄則だ。
ウチもそのセオリーを無視するわけではない。
必要最低限度の表現を目指す。
しかし、それは無難に芝居を壊さない程度に
という意味ではない。
積極的に仕掛ける。過剰ではないが
控えめでもない。
過ぎたるは及ばざるが如しというが
攻められているのは過剰だけではない。
不足も同様に良くないということだ。

どこまで攻めることができるか。
今頭にあるのはその一点だけだ。
寝ても覚めても舞台のイメージが離れない。
目をつぶると矢印の乱舞する照明のQシートが浮かぶ。
もうここまできたら、徹底的に浸かるしかない。

どこまで他と違う演劇を見せられるか。それは
われわれがどんな芝居に拘ってきたか
の証明だ。

当たって砕ける気はないのだが
でも砕けてしまっても良いような気がするくらい
今は清々しく、やる気に満ちている。

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