長崎からの差し入れ -演劇部顧問とは?-

身延高校の教え子で、今は長崎にいる元演劇部員から差し入れが送られてきた。。
「にしえん」のことをネットで知って送ってくれたのである。
本当にありがたい。

高校時代、私も演劇部員だった。顧問のことなど考えず自分のしたいことばかり
やっていた。コンクールで評価されることなど望んでいなかった。
審査員の古い頭に分かる芝居などするものか、と思っていたのである。
(しかし、あとから顧問だった真田先生の深い思いを知り、恥じ入った。)

自分が高校教師になり、演劇部の顧問になったとき
自分がしてきたことは自分が高校生だったときに思っていたこととは違っていた。
指導者の力が演劇部にとって大切なものだと思ったからだ。
しかし、自分の中には常に矛盾する思いがあった。
それは生徒だった時の自分と、顧問になってからの自分の考え方の間に起こる矛盾だった。

しかし、今、「にしえん」の本番を目前にして
私のこうした矛盾は氷解していく感じがある
つまり、演劇部とは当たり前だが部員だけでは存在出来ないし
また顧問がいるだけでは成り立たないということだ

平成4年に顧問になってから、既に18年という月日が流れた。
身延高校-甲府西高校-甲府昭和高校-甲府第一高校と顧問をしてきた。
(甲府商業にいた5年間と研修に出ていた1年間は
顧問をしてなかったので実質は12年間となる)
その間、県大会に9回、関東大会に6回出場したが、
その回数にこだわりを持っていたのも過去のことになりつつある。

部員たちに高校生だった頃と年を経た今を繋げる場を、
顧問として提供できるかどうかという点がなにより重要だと思うようになってきた。
その意味で、今回のような舞台を持てることの幸せをつくづくと感じている。

そうしたことが出来るのは部員との関係をどのように築けたかということに
あるのだとしたら、コミュニケーション能力の低い自分としては
とても自信がないわけだが、
今日のように遠く長崎から温かい思いが届くと
すったもんだしながら怒ったり、笑ったり、泣いたりしながらやってきたことが
まんざら悪くなかったのだと思わせてくれる。

長崎からありがとう。彼の地で君も充実した日々を過ごしてほしい。
画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック