小林七郎氏の業績

今日の佐々木果先生の自主ゼミは
アニメーションの美術監督、小林七郎氏についてだった。

最初に「ガンバの冒険」を見る
今見てもこの作品のセンセーショナルな凄さは十分に伝わってくる
実は私にとって「ガンバ」は忘れられない作品なのである。
ビデオのなかった当時、私はどうしてもガンバを記録に起こしたくて
カセットテープに録音していたのだ。
庵野秀明氏がヤマトを録音していたのは有名な話だが
ほぼ同じ頃、私はガンバを録音していた。

出崎氏のもとに集った若きアニメーター達、そして小林氏ら美術陣
素晴らしい音楽と撮影、そして声優達の充実した素晴らしい仕事

この作品は本当に奇跡的に結晶した日本アニメの将来に渡る可能性を
示している。70年代にはこんな凄いアニメがあったのだ!と
私は声を大にして叫びたい。

それにしても小林氏の革命的とも言える美術
ただの背景ではなく、物語の展開に積極的にかかわってくる美術
全てを描き尽くすのではなく、省略したり大胆にデフォルメしたりして
描く雲、太陽、木々、山、城…

たぶん宮崎駿監督とはなかなかソリは合いそうもない感じの
美術なのだが「カリオストロ」には参加している

小林氏と出崎氏のカップリングは様々な名作を読んだ
「家なき子」「新宝島」「エースをねらえ」「あしたのジョー」
もっともっとこのふたりの組み合わせを見たかった気がする

78歳の小林氏は今でも現役。新しい作品の美術監督を今も務めている
後進を育てて独立させる教育者としての手腕も凄い

北海道置戸町出身というのも、道産子の私には親近感を覚える
私もオホーツク海側の遠軽に5年いたので一入である。
そういえば、遠軽からは安彦良和氏や湖川友兼氏も出ている
特に安彦氏とは「ヴイナス戦記」で一緒に作品を作り上げている

それにしても偉大な人である
その小林氏の業績を40年分追いかけている佐々木氏も凄い
なかなか力のこもったゼミとなった
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