野田地図「南へ」上演継続について思う

震災以降、東京を中心に演劇の上演は
中止になっているケースが多い。
理由は、この非常時に演劇の上演は不謹慎である、とか
電気も燃料も薬品も食料もない被災地があるのに
大量に電気を使う演劇をやっていいのか、節電に協力しないのか!
とか、他にも多々あるだろう。

特に野田地図の今回の公演は
火山の噴火(したがって地震を伴う)を通して
天皇制と植民地政策といった
今回の震災ともリンクしてくることの多い
かなり微妙な問題を取り扱っているために
問題はより複雑なのだろう。

野田秀樹のコメントが出ている。
引用できないのでアドレスを貼る。是非一読願いたい。
http://www.nodamap.com/site/news/206「劇場の灯を消していけない」 野田秀樹

基本的に野田の主張に賛成する
被災地のことを思い、かつ〈日常〉を生きるのは
非被災地に生きる者の使命だと思う

自ら首をしめる自己規制と野田は言ったが
表現活動は様々な状況下であっても行える自由が確保されるべきだと思う

ただ、この問題には根深い反対の意見もあるだろうし
感情的に受け入れられないという人もいるだろう
そういう人に「南へ」を見てもらえれば、野田の言いたいことは分かるかもしれない

つまり演劇人は舞台で表現することが全てだということだ
見た上で批評され批判されるのであれば、それはそれで仕方ない
電気を使うから、不謹慎だからという観点のみで舞台表現全てを否定されたら
なんのために舞台をするか分からなくなるのではないか
そう思う
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