墓参り・ゼミ発表・「わが星」DVD

今日は、息子の命日だったので
朝早く起きて、妻と母と3人で墓参りに行く。
とてもいい天気ですがすがしい朝であった。
時の流れの早さに今更ながら驚く。
14年前の今日もとても晴れていて
リノリウムの病院の廊下が、朝日に輝いて眩しかったことを
思い出す。シーンとした廊下。息子の病室だけが
多くの医師と看護師がいて無言ながらも
張りつめた空気が立ち込めていた。
徹夜明けの私と妻は廊下から病室の中を見ていたのだ

墓参りが終わって、そのまま大学を目指す。
今日は「未来少年コナン」とその原作「残された人びと」について
ゼミ発表。
発表は終わったものの
論の浅さにほとほと悲しくなる。
才能は時と場所を選ばない。
私がいくらもうすぐ50という年であろうと
ただ時を過ごせば理解力や表現力が上がる訳でもなく
たとえ10代や20代でもすぐれた才能の持ち主には
同じ題材でもまた違った観点から凄い内容のものを書いてしまう
そういうものだ

家に帰ると「ままごと」の『わが星』のDVDが届いていた。
かつて私が『アフリカのイヴ』で試みたようなことが
こともなげにやられている。しかも、もっとクオリティが高く
かつ立派なエンターテインメントとして。
こういうのを見ると
どんなに早い時期にちょっと「かする」ようなことをしていたとしても
本格的なものがこの世に登場した瞬間に
そうした「かすっていた」ものは跡形もなく蒸発してしまうものだということが
よく分かる。
私だけのことではない。多くの、もう少しで画期的な試みとして
日の目をあびたであろう「かすっていた」ものたちは、
大いなる才能が現れたとき
雲散霧消して、辿ることもできなくなる。
現実とはかくも厳しいものだ。

今日、大学に向かって走っていたら
自動車の窓ガラスにてんとう虫が飛んできて
止まった。
死んだ息子はてんとう虫がすきだった。
だから、うちの家族はてんとう虫のグッズがあると
ついつい買ってしまうほどだ。
きっと息子が私のところにちょっとだけかえってきてくれたんだろうと思う。
めげてなどいられない。
生きてる者は精一杯生きるのみだ。
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