レプカ・カリオストロ伯爵・ムスカ

昨日の続きになるが
「未来少年コナン」の原作であるアレグザンダー・ケイの「残された人びと」には
当然のことながら、アニメと共通の登場人物が何人かいる。
コナン、ラナ、ロー(ラオ)博士、ジムシイ、シャン、メイザル、オーロ。
ドクターマンスキー(モンスリー)、ダイス、レプコ(レプカ)。
問題はレプコである。
彼は原作ではコナンに奴隷の印の入れ墨をした時にコナンに暴れられて
自分も入れ墨をされてしまうという役所。
〈目がどんよりしてしまりのない、ほとんどひげのない、ぶくぶくにふとった大男〉
と書かれている、あまりパットしない登場人物である。
アニメではご存じの通り悪の頭領という風情である。

レプカにつながる部分はアニメの独自世界になっている。
インダストリアの科学者や、地下の人びと、三角塔やギガントなどは
全て宮崎駿の作り出したものだ。
これに伴い、原作ではレプコの上に立つダイスもかなりの悪人という感じで
描かれているが、アニメでは後半味方になる。
マンスキーは中年の医者として登場しており年齢や風貌が
アニメとは違うが、早くからコナンに注目し、敵ながら何かと言葉をかけている点は
アニメのモンスリーに似ている。

原作になくてアニメにある筆頭はこのレプカの存在だ。
そして、見たことのある人は知っていると思うのだが
レプカ-ラナ、カリオストロ伯爵-クラリス、ムスカ-シータの関係性は殆ど同じである。
レプカの人物造形はその後の宮崎駿の作品に登場する悪役の元となっている。
この三組には台詞や場面で酷似する箇所がある。

さて、昨日は基本的に宮崎駿が換骨奪胎しすぎずかなり部分原作のテイストを
残しているのでは、と言った。とはいえ、彼独自のアレンジが加わっている
部分もあるわけだが、その筆頭はこの「レプカ」ということになると思う。

私見では原作とアニメでは他に大きな違いが二つある。
それについてはまた違う機会に書きたいと思う。
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