奥田鉄人現る

昨日は前期最後の夏目ゼミ。
4限のゲストは奥田鉄人先生だった。
黒のパンツに黒の細いポロ。ちょっとだけフォクス気味の
縁の厚いシルバーのメガネ。
立っているだけで格好いい人だ。
「鉄腕マンガ論」や小説「人造人間エルヴィス」を書いた人だ。

お題は「マンガとロックンロールのシンクロニシティ」
ロックはザ・キング=エルヴィスからジョンレノンの死まで
マンガは手塚治虫からAKIRAまで

洒落の利いた面白い講義だった。
曰く、黒人のグルーヴ感を持った白人シンガーを探していたサム・フィリップスと
ディズニーのアニメのようなマンガを描くマンガ家を探していた酒井七馬

曰く、ロックンロールという名称を与えたDJアランフリードと
「劇画」という言葉を初めて作った辰巳ヨシヒロ

メンフィスと関西 

エルヴィスの兵役など様々な出来事によって衰退するロックンロールが
パットブーンなどの出現でポップ化していく過程と
1959年のサンデー・マガジン創刊によってメジャー化するマンガ

黒人音楽をリスペクトしていたビートルズの逆輸入でポップス系ロックンロールが一蹴されるのと
梶原一騎に代表されるスポ根モノの席捲

ヒッピームーブメントと永島慎二の「フーテン」などなど

時間切れで最後までたどり着かなかったのが何とも惜しい
ということでまた来てくれないかな

その後前期の締めと留学生の送別会を兼ねて飲み会があり
奥田先生も参加されて、またいろいろ話が聞けて楽しかった。

先生は私より少し若いが、知識とキャリアは段違いで上だ。
でも、あの頃のことをエクスキューズなしで話し合えるのは嬉しい。

甲府行きの普通電車がなくなるので先に帰ることになった私を
先生はわざわざ店の出口まで送って下さった。
「私が一番好きなバンドは、ウィッシュボーンアッシュです」といったら
「いいんじゃね」といって握手してくれた。
きっと「人造人間エルヴィス」ってこんな感じの感動を人にあたえるんだうなぁと
握手しながら思った。

サインしてもらった「鉄腕マンガ論」↓
画像

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