最後の講義

今年度最後の講義が昨日、学習院の503号教室であった。
奥田鉄人先生を迎えて、講義をしていただく。「マンガとイリュージョン」と
題して、マンガとそれを実写化した映画の関係について
奥田氏独特のテンポとユーモアあふれる楽しい語りで解説していく。
高倉健を起用して73年に作成された「ゴルゴ13」における重層するイリュージョンや
77年の千葉真一の「ゴルゴ13 九龍の首」について
確信犯的なミスキャストで撮られた91年の「ヒルコ 妖怪ハンター」と
05年の小松隆志監督の「奇談」について
「ルパン三世 念力珍作戦」の玉砕的二次創作や
「嗚呼花の応援団」を司るリアリズムと絶対に実写不可能な「天才バカボン」の関係
そして極めつけは
70年と11年の「あしたのジョー」の差異について
と盛りだくさんで楽しい講義であった。

その後、食事会に繰り出す。
今日のもって、私が実際に大学に通って講義を聴くことは
最後となった。来年度以降は現場に復帰することもあり
甲府にあって論文を執筆するという生活になる。

目白の学習院に足を運ぶ回数は皆無になるとは思わないが
極端にすくなくなるだろう。

2年間、職責から離れてのびのびと過ごした時間が
間もなく終わる。
人生においてとても貴重な二年間だったことは間違いない。
願わくは、この時間に得たモノが一つの形となって
私以外の人に何らかの刺激を与えられたらいいと思う。
心から、摂に思う。
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この記事へのコメント

KK
2012年01月13日 09:08
ロボットさんは二回目の登板ですね。いいな~私もまた声かかんないかな~日米アニメ界の労働運動比較論なんてネタがあるけど。

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