伝説の劇画家 植木金矢展

東大の近くの弥生美術館に
「伝説の劇画家 植木金矢展-痛快!僕たちのチャンバラ時代活劇-」
を見に行く。
植木先生はご健在でまだペンを執っていらっしゃる。
凄いことだ。90歳を越えてまだまだ現役なのである。

弥生美術館は竹下夢二美術館と併設で
とても趣きのある、感じのいい美術館である。

植木先生は挿絵画家から絵物語、そして劇画へと作風を
深め、その後、日本画に向かわれた。
精緻なタッチでチャンバラ時代活劇を多く手がけた。
市販のペン先では線が太く、消しゴム大の砥石で
ペン先を自分の気に入る細さの線ができるまで磨いだというのだから凄い。

専門的に学校に通って絵をならったことはないという。
似顔絵が巧みで、時代劇の主人公の顔を当時のスターの顔にして
描いた。

それにしても絵がうまい。当たり前だが、しかし、原画などを見ると
唸ってしまう。凄い。
面白いと思ったのは劇画ブームが到来して青年週刊誌などに
描く時は、やはり、当時の劇画的な絵になっているという事実だ。
先生の経歴が、絵物語や貸本のブーム、そして劇画ブーム、週刊誌時代到来などの
日本のマンガ史の節目節目をなぞっているところが大変興味深い。
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この記事へのコメント

KK
2012年02月06日 16:09
夏目ブログにも言及がありました。

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