虹色のトロツキー

安彦良和は、北海道遠軽町の人。遠軽高校出身。
二歳年下の後輩に湖川友謙がいる。
「ガンダム」の安彦と、「イデオン」の湖川が同郷というのは面白い。
私の教員の振り出しが遠軽高校だったので縁浅からぬものを感じる。

「虹色のトロツキー」は、安彦のマンガ作品の中では
1番ではないか、と私は思っている。

マンガとしての技術的な面からも、
内容の重厚さと質の高さからも
そう評価できるのではと考える。

もともと絵は抜群にうまいわけだが
マンガとしての構成力というか
紙面のテンションはどうなのか
(同じことは宮崎駿にも言えるわけだが)
ということが気になるのだが
「虹色のトロツキー」ではそういった心配は
せずに物語りに没頭できる。

この終わりでいいのか、というのは
本人もあとがきで書いていることだが
私はいいと思った。
史的事実の重さと主人公の生涯との折り合いは
いいバランスで付けられていると思う。

自己言及的な感じの最後であるが、
そこもいいと私は思う。

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この記事へのコメント

KK
2012年06月10日 23:42
『土呂月』はマンガ夜話で取り上げられたことがあります。あんまり賞賛はなかった覚えあり。柔道で相手をのけぞって投げ飛ばすコマを取り上げて「重量感がない。頭と画力だけで描いている」と喝破。アニメーター出身のまんが家としては致命的弱点。
はやおとうじ
2012年06月11日 08:13
マンガ夜話は見てないのですが
ネットのレビューなどをみると
結構酷評されたようですね。
これは私見ですが、安彦が
北海道出身ということが
作品世界に影響を与えている気がします。
ナムジなんかもそうですが
征服されたり、植民地化される
ような話では深いところで
北海道出身ということも
絡んでいる気がします。
あくまでも私見ですが…
私に「内地」に対してそんな感情が
深層部にあるので
KK
2012年06月11日 10:55
北海道出身。ああ、その影響は大きいですね。腑に落ちる。

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