陸上自衛隊から韓国軍への弾薬提供について

政府は、武器輸出三原則の例外的な措置として
韓国軍に銃弾1万発を提供した。
理由を、PKO協力法に基づきと前置きした上で
「緊急の必要性・人道性が極めて高い」ためだったとした。

件のPKO協力法の第25条には「物資協力」の条項はあるものの
従来、政府見解ではこの物資には武器弾薬は含まれないとされてきた。
したがって今回の措置は、この政府見解を変更するものであり
武器輸出三原則の変更をにらみ、安倍政権のいう「積極的平和主義」に
伏線を打ったとも見られる。

ところがである
ここに来て韓国国防省の報道官は、
韓国軍の予備弾薬が不足した訳ではなく
緊急事態の発生に備え事前に追加補充する
目的だったと述べた。
つまり「緊急性がそれほど高かったわけではない」
と言ったわけだ。
こうなると政府の言っていた
「緊急の必要性・人道性」とはいったい何だったのだろう。

この一連の流れをどのように解釈すべきか。

第一のケース
韓国にしてみると、結果的に安倍政権の「積極的平和主義」を
反対する立場でありながら、「助ける・認める」ようなことになったので
「緊急ではなかった、どこの国とでもしていることだ」とつとめて
冷静とみられるようなコメントをだした…というもの。

第二は最初から韓国は「緊急性」について触れていなかったのだが
日本政府の方がそこに「緊急性」を勝手に読み込み、
今までと違う見解につながるような行為に出た…というもの。

はてさて、どちらなのだろうか。それともどちらでもないのだろうか。
とにかく、いろんなことがなし崩しになっていくのは
本当に怖いことだ。それだけは言える。
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