清須会議 雑感

今さらではあるが、三谷幸喜の「清須会議」についても一言。

三谷の舞台は、2011年4月の「国民の映画」と12月の「90ミニッツ」が
ダメで、あまり期待していない。
映画は「ステキな金縛り」は最後がダメだったが、見れないことはなかった。

で、今回の「清須会議」は三谷幸喜が撮った映画の中では一番いいできだと思う。
そして、思うのだが、こういう芝居作りがいいと思う。たぶん「国民の映画」ではダメで
その理由は「笑の大学」が下敷きにあって、それを日本からドイツに置き換えても
出来るだろうという風呂敷の広げ方がダメなんだと思う。

ところが、映画は客の層というか、受け止めてくれるレンジが芝居より広いためか
少々のあらはあってもなんとかストライクがとれそう。
特に、今回の「清須会議」は在る意味で喜劇という喜劇でもないので
そこがいい。というか、逆説的にいうとこういうのを喜劇といってもいいのかも知れない。

まぁ、この歴史自体が面白いのだといってしまえばそれまでだが、
実に「抑制の効いた」直球勝負で撮っている所がいいと思う。

全然笑えない歴史的にシビアでシリアスな展開に
大泉や役所といった上手を使って無理矢理笑いに持って行かなくても
しみ出てくる天然のあじで勝負している部分が
添加物でむりやり笑わそうとするよりもずっといい。

ということで、この映画は十分楽しめる。及第点です。
舞台の方も是非、シンプルで原点を忘れない方法で作ってほしいものだと思う。
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  • 運命の会議のために

    Excerpt: 18日のことですが、映画「清須会議」を鑑賞しました。 本能寺の変で織田信長が亡くなった後、織田家後継者と領地配分を決めることになり 候補となった柴田勝家と羽柴秀吉、彼らの票集めとそれを決める清須会議.. Weblog: 笑う社会人の生活 racked: 2014-01-25 21:51