僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。/出雲充

2012.12.18  ダイヤモンド社  1575円

もう1年以上前の本だが、未だに売れているようだ。
『東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦』1というのが副題。
読み物として、とても面白い。展開も早く、サクサク読める。
自己分析が面白い。また、他者を褒めるのもうまい。
この本には筆者が天才だと思った人間が何人か出てくる。実名であり
みなまだ若い。そこが面白い。

バングラデシュで過ごした1ヶ月間で感じたこと。日本では見ることのない貧困の中で気づいたこと。
それは足りないのは乾パンではなくビタミンやミネラルを摂ることができる食材だった。
駒場東邦から東大に入った筆者は、文三から農学部へ。
そこで後輩であり、筆者が「天才」と太鼓判を押す鈴木に会い、「ミドリムシ(学名ユーグレナ)」の培養
を目指すことになる。
その後、培養にも成功するものの、ライブドアと付き合いがあったために、
堀江氏の逮捕とともに今まで順調だったことがみなダメになる。

それでも歯を食いしばってがんばっていく。3年間はまったく回復する気配を感じることができなかった。
しかし、そこから少しずつ運が開け、人と出会い、「ユーグレナ」が一部上場するまでになるストーリー。

なので、ミドリムシの学術的なことよりはむしろ、出雲氏のここまでの道程と
そこで出会った様々な人々の生き様が、面白い本だと言える。

単純に元気をもらえる本である。
その分、結構ツッコミどころもありそうだが
そこは大目に見るべきなのかもしれない。
画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

面白い

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック