「史記」読了

昨日から読み始めた横山光輝の「史記」を読了する。
もっとゆっくり読むつもりだったのだが、ついつい読み急ぐ。
大晦日の夜にでもじっくり読むつもりだったのだが(笑)
800余年の歴史になるのか。
どの時代もあるのは策謀と裏切り、人間の醜い欲望ばかりである。
名君も忠臣も、名遊説家もみな幸せな最後を迎えない。せいぜい
権力の場から離れての隠居がいいところだ。
栄えたものは必ずねたまれ、裏切られ、暗殺される。
名君も独裁者となり、疑心にとらわれる。
「ナウシカ」の土鬼の神聖皇帝の話しと同じだ。
庭の主がいった「同じことの繰り返し」とはまさしくこういうことなのだと実感できる。

それにしても司馬遷の執念である。
人間の心の暗部は馬鹿にできない。そのエネルギーが
歴史を作ってきたわけだが、同時にこうして歴史を記録しても来たのである。

恨み、つらみ、妬みといったものも馬鹿にならない。
だがいずれにせよ、人間は死ぬ。どんな野望を果たそうとも
いつかは死ぬ。その虚しさも充分に実感できる。
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この記事へのコメント

KK
2014年12月29日 23:13
>名君も独裁者となり、疑心にとらわれる。

手塚の『火の鳥 太陽篇』で描かれる大海人皇子もそうですね。絵柄まで横山だし。

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