シン・ゴジラ 雑感

2016 日本
監督・特技監督:樋口真嗣、准監督・特技統括:尾上克郎、脚本・編集・総監督:庵野秀明

遅ればせながら「シン・ゴジラ」をTOHOシネマズ甲府で観る。
面白かった。

エヴァであり、したがって使徒であり、巨神兵である。
特撮も凄いが
政府内のもたつき加減とか
日本は米国の属国的観点とか
中露(および仏国)の絡みとか

なにより原発事故の隠喩とか。

ゴジラのオリジナルが水爆実験への異議申し立てだったとするならば
実に正統にその遺伝子を受け継いだ
「日本」の今日にもの申す映画になっている。

しかし、庵野監督らしい。
冒頭のとレジャーボートの中を撮影する画面構成からすでにその世界であり
避難する人々、シャメする人々、「巨神兵、東京に…」のタッチであり
ヤシオリ作戦はヤシマ作戦だった。

しかし、ゴジラを描くということは、多分こういうふうに
ゴジラを通して何かを可視化することなんだろう。
その意味で正統ゴジラであった。

東宝のオープニングロゴを突然レトロ調にし、テロップは
手書き(風)にするあたり。また攻撃シーンの細部へのこだわりと
アングルの良さ。

かの庵野氏が顔出しウルトラマンやっていた「帰って来たウルトラマン」の
ベクトルと同じようなものを感じる、という感想も抱いた。

というわけで、面白かった。もう一回見たい。
画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

KK
2016年08月13日 04:07
未見ですが今度のゴジラは反応を眺めるに『坂の上の雲』っぽいなあと感じます。ロシアの代わりにゴジラ、無能なリーダーと有能なリーダーの確執、越えねばならぬ坂道、ほかいろいろ。

この記事へのトラックバック