TAP -THE LAST SHOW- 雑感

2017年 日本 監督/水谷豊 脚本/ 両沢和幸 音楽/佐藤準

水谷豊の初監督作品。主演も。
40年も温めていた企画だという。
かつて天才タップダンサーの名をほしいままにした渡真二郎(水谷)。
しかし公演中の事故で踊れなくなる。
『TOPS』の支配人(岸部一徳)から劇場を閉めるので最後のショーの演出をしてくれ
と頼まれる。
ストーリーは複雑ではない。オーディションものでもあってその面白さもある。
登場人物たちは皆厳しい現実を抱えながらコップに打ち込んでいる。
支配人が倒れ、ラストショーは頓挫しかける。
そこから復活し最後のショーのシーンが24分続くというもの。
厳しい現実とは言え、そこはシリアスになりすぎず
映画の中心はあくまでタップなのだという姿勢が感じられる。
日本を舞台にしながら、あまり日本臭がしないようにロケハンや
カメラアングル、クレジット入れ方などにこだわりがある。
ニューヨークやロンドンの今は古びた劇場が舞台…といった趣。

水谷の「息」の芝居は昔からだが
「相棒」しか知らない世代には新鮮かも。「「傷だらけの天使」や青春の殺人者」を
思い起こさせる。しかし、十分に熟成した初老の男を演じる水谷はうまい。

ラストのタップは圧倒的で、エンターテインメントとして十分見応えがある。
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