グリーンブック 雑感

2018 米国  監督:ピーター・ファレリー
脚本:ニック・バレロンガ/ブライアン・ヘインズ・クリー
/ピーター・ファレリー
出演者:ヴィゴ・モーテンセン/マハーシャラ・アリ

オスカーを3部門受賞した作品として
注目を集める中、封切り翌日に見に行く。
客席はかなり埋まっていた。

1962年、NYのナイトクラブで
用心棒をしているトニー・“リップ”・バレロンガが、
黒人のピアニストドン・シャーリーからの仕事の依頼を受ける。
それはまだまだ黒人差別が激しくまかり通る南部での行われる
ドンのコンサートツアーの運転手兼マネージャーの仕事。
「黒人のあんたが8週間南部を旅する?! むりむり、お断りだ」といっていた
トニーがその仕事を受け、裕福で天才的な才能を持ちながら
南部でひどい扱いを受けるドン、また他の黒人たちからも差別的な
目で見られるドンを見て、心が変わっていく。
ドンも孤高を保っていたが孤独の中で「はぐれ黒人」としての
胸の内を次第に信頼していくトニーに語る。

こういう作品が作られること自体、アメリカでの黒人差別問題が
終わっていないこと、さらに言えばトランプ登場以後、時代を逆行
しているかのような現実があることを暗に伝えている。

一方でこの作品の対立構造のあり方や、トニーの役割の
美化に対する反発が各方面にあることも見逃がすことはできない。

ただ、見終わった後のハートウォーミングな感覚も
本当なわけで、良い映画だと私は思う。
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この記事へのコメント

KK
2019年03月02日 23:29
『ドライビング・ミス・デイジー』という舞台劇ありませんでしたか。日本では仲代達也が黒人運転手を演じていました。映画もいいできでした。字幕がちょっとあれでした、私にやらせればもう少しなんとかなった可能性も。
はやおとうじ
2019年03月02日 23:47
『ドライビング・ミス・デイジー』についても
『グリーンブック』同様に白人目線での
白人に都合の良い人権感覚を描いているだけ、
という批判がありました。
主人とドライバーという関係性も
似ていてこの映画に対する批判も似ています。
字幕については、是非一度挑戦していただき
たいですね

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