大学の誕生〈上〉帝国大学の時代 /〈下〉大学への挑戦

天野 郁夫
中央公論新社
上 (2009/5/1)
下 (2009/6/1)

大著である。2月から上下巻とも手元に置き
上巻から読んでいたが、途中から下巻も平行して読んだ。
暇を見つけて読み進み、4ヶ月かけて読了。
しかし、何度も読まないと整理できないと思うし
何度も読みたくなる名著である。

明治から大正にかけての壮大な歴史は
大河ドラマ4・5本分のヴォリュームとスケールである。

東京大学→帝国大学→東京帝国大学という本流、および官立公立大学群と
専門学校から刻苦して正規の大学になる私立大学郡の物語。
時に世界的な視野から大学を鳥瞰し、
時に個別の大学のそれぞれのエピソードを取り上げ
読み応え充分、いや一読では捉えきれない内容の豊富さである。

筆者の精緻な調査統計が素晴らしいとしか言いようがない。

大変上質な映画か芝居、あるいは講談を聞き終えたような
充足感を味わう
画像
がある。

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