夏目房之介教授 最終講義
今日の午後、私の指導教官であり師である
学習院大学大学院人文科学研究科 身体表彰文化学専攻の教授である
夏目房之介先生の最終講義がYoutubeのライブ配信であった。
受講者700人超という盛況だった。
「マンガ研究はなぜ面白いのか」と題された講義の
第一部は「『現代マンガ学講義』の現在」。
先生が院生室から今年の講義1年分をダイジェストにして話された。
いつもながら刺激的な内容。
マンガ表現論の草分け的存在である先生が
需要論や消費論といったジャンルに関心が移っていく様子がわかる。
紙媒体のマンガが頭打ちになる中で
メディアミックス、高度消費社会、情報、ビジネス領域といった
ワードを軸に70年後期に現れた高度消費社会がオタク文化を生んだ
という仮説の元、オタクが日本独自の消費スタイルであったのでは
と結ばれた。
午後は中条省平氏、佐々木果氏を迎えての鼎談。司会は新進気鋭の三輪健太朗氏。
非常に面白かった。
質疑も数多く出てにぎやか。それでも時間通りに終わるのはさすが夏目先生。
夜に入ってZOOMでの懇親会。
先生ゆかりの著名人が70人近く集まり、私も末席を汚す。
いろいろなエピソード、各人の夏目先生への思いやリスペクトが感じられて
とてもいい時間であった。
夏目先生は退官するが年に4回講義をされるという。
後任は佐々木果先生。
ちなみに鼎談された3先生は全員私の博士論文の主査・副主査をしていただいた。
夏目先生、本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。

学習院大学大学院人文科学研究科 身体表彰文化学専攻の教授である
夏目房之介先生の最終講義がYoutubeのライブ配信であった。
受講者700人超という盛況だった。
「マンガ研究はなぜ面白いのか」と題された講義の
第一部は「『現代マンガ学講義』の現在」。
先生が院生室から今年の講義1年分をダイジェストにして話された。
いつもながら刺激的な内容。
マンガ表現論の草分け的存在である先生が
需要論や消費論といったジャンルに関心が移っていく様子がわかる。
紙媒体のマンガが頭打ちになる中で
メディアミックス、高度消費社会、情報、ビジネス領域といった
ワードを軸に70年後期に現れた高度消費社会がオタク文化を生んだ
という仮説の元、オタクが日本独自の消費スタイルであったのでは
と結ばれた。
午後は中条省平氏、佐々木果氏を迎えての鼎談。司会は新進気鋭の三輪健太朗氏。
非常に面白かった。
質疑も数多く出てにぎやか。それでも時間通りに終わるのはさすが夏目先生。
夜に入ってZOOMでの懇親会。
先生ゆかりの著名人が70人近く集まり、私も末席を汚す。
いろいろなエピソード、各人の夏目先生への思いやリスペクトが感じられて
とてもいい時間であった。
夏目先生は退官するが年に4回講義をされるという。
後任は佐々木果先生。
ちなみに鼎談された3先生は全員私の博士論文の主査・副主査をしていただいた。
夏目先生、本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。

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