田中邦衛氏を悼む

田中邦衛氏が先月24日に老衰で亡くなった。88歳。
死んだ私の父と同じ昭和7年生まれだ。

北の国からの話になる。
私の父は私が勤めて2年目(1985年)に52歳で亡くなった。
葬儀を終え、勤め先の遠軽に一人戻り
何をするでもなく、ぼうっとしていた。
テレビがかかっていて、それが「北の国から’84夏」の
再放送だった。

ラーメン屋で店員(伊佐山ひろ子)が
どんぶりを下げようとすると
五郎が「子供がまだ食っている途中でしょうが」
というシーンがあった。
店員がどんぶりを床に落とし、それを蛍と五郎が拾う。
純は何か告白の途中でずっと泣いている。
この場面を見ていて、感情があふれ出し
コントロールできなくなり、死んだ父を思って号泣した。
声を出して泣いた。いつまでも泣いた。
それから田中邦衛氏の黒板五郎を見るといつも父のことを
思った。特に接点はなかったはずだが
今日、生まれが同じ年なのか、と知った。

田中氏はほかにも多くの役を演じた名優だが
私にはあの演技が一生忘れられない衝撃となった。
心よりご冥福をお祈りする。
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