4月27日

息子が死んで11年たった
彼が生きていた年数の二倍の時が流れた
11年前、私は前の晩から寝ておらず
朝の静かな病院の中で
昇り始めた朝日が廊下に反射して
眩しく光っていたことを思い出す

今日は朝、5時に起きて妻と母と3人で墓参
終わった頃から雨が降り出した

大学に向かう車の中
様々なことを考える

今年、生きていれば大学1年だった
息子の代わりに自分が大学に通っている

時々、何もかもが虚しく
なんの価値もないように思え
生きていることがいやになる

しかし、月日は様々な教訓を与え、また思いを深めてくれる

この子が生きたはずの時間を
生きる
彼が生きなくても
代わりに生きる
代わりではなく
自分で生きる

雨の中、山の中を行く20号線を走り続ける

彼が生きていたら
何と言うだろう
それを考える
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