同じ時代を生きるということ  若者は年寄りに嫉妬するか

チャップリンを観ている
今日は「ライムライト」を観た

15歳の時にチャップリンが死んだ
日記が残っていて
開くと恥ずかしさのあまり死にかねないので
封印しているのだが
自分がチャップリンの死に際して
なにを書いたのかを知りたくて
引っ張りだしてみた

なぜチャップリンの死んだ日に日記を
書いたかを覚えているかというと
私は付けペンでチャップリンの姿を描いたからなのだ
あの頁には山高帽にステッキ、ちょびひげのチャーリーの絵を
描いたなぁという記憶があったのだ

文章は特になんということもない内容だが
少年らしく少し誇張して世界の喜劇王が死んだ
来年以降はクリスマスが近付く度に
チャーリーのために祈ろう、というようなことを
興奮気味に書いてあった

当たり前のことだが
同時代を生きるというのは
偶然でしかない

手塚治虫とも同じ時代を生きた
石森章太郎とも赤塚不二男とも

そのうち「じゃあ○○先生が生きてたときに砂澤さんも
生きてたんですか」などと聞かれることになるだろう
○○先生に実名を入れるのは不謹慎で失礼だと思うので
好き勝手に人名を入れてみてください、宮崎駿とか(失礼)

ファーストガンダムをリアルタイムで観ていたときの気持ちは?
ヤマトってすごかったんですか?
アトムをリアルタイムで観たんですか?

生まれる前の出来事は
考えてみれば、江戸時代や明治時代も
昭和も大して変わらないんだろう

教員やっていてよく思ったのは
今の若者には歴史観というか
時代のスパンという意識は極端に乏しいな、というとだ

150年足らず前は江戸時代で武士がちょんまげして
刀さして歩いていたということを
つい最近まで日本はそうだったのか、と思うか
卑弥呼が出てくる時代とたいした変わらない程遠いと思うかの違いは
それなりにデカイ
卑弥呼とは言わないが
鎌倉時代と同じ程度に思っている人はいるだろう

でも自分が何かに興味を持ち、知りたいと思ったとき
つい30年前のファーストガンダムの時、まだ影も形も無かった人は
その時代の空気をしることはできない

まして白黒テレビに映るアトムや鉄人やエイトマンや遊星仮面や
オスパーやジェッターや狼少年ケンをリアルタイムでみていた時の時代の空気は
説明のしようがない

いずれもそれなりにすごかったし、でも言われるほどすごくもなかったし…

この一辺倒にならない感じは
後から世代がオマージュを胸に眺めたときには絶対に分からない感覚だ

ファーストガンダムってすごかったんですか?
なんか歌がかっこわるい気がしたけどね
は?

こんな会話になってしまうというわけだ

いつの時代も実は若者は年寄りに嫉妬してきたのだと思う・笑
画像

"同じ時代を生きるということ  若者は年寄りに嫉妬するか" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント