学習院  浅見雅男

浅見雅男 2015.2.20 文春新書 

腰痛もあって外にも出られないので読む。
学習院の変遷をたどりながら
一般的にもたれているイメージと実際を追う。
やや読み物的な風情ではあるが
多くの関係者の伝記や当時の雑誌・新聞の記事などに
当たりながらまとめてある。

書き出しは非華族であった東条英機が中退したのはなぜかから入り
華族の実態や、非華族との確執、
それぞれの院長の実績や評価など。
明治、大正、昭和という流れの中で
それぞれの時期にそれぞれの学習院があり
戦後、華族制度がなくなっても皇室の通う学校という
イメージが生き続けたわけだが
それも平成に来て、崩れてきている。
それを浅見は、やっと学習院が一私学の立場に
なる時を迎えているのだと評している。

下田歌子、乃木希典、山梨勝之進、吉田茂のエピソードや
志賀直哉や武者小路実篤ら白樺派の誕生と学習院の関係
など興味深い。
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