テーマ:文化論

鈴木大拙・小林秀雄・司馬遼太郎

ちょっと理由があって 鈴木大切の「禅と科学」 小林秀雄の「信ずることと考えること」 司馬遼太郎の「キリスト教文化と日本」 という三つの講演の録音を聴いた。 一番古いのは鈴木の1960年というもので 以下小林、司馬と新しくなっていく。 面白いと思うのは この三者の講演が 殆ど似たようなことを述べている点である。 …
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武力による鎮圧

リビアでは傭兵などを使って軍単位での民衆弾圧をしている。 しかし、軍の中には半旗を翻した者も出てきたし 攻撃を命じられたパイロットがミラージュに乗って亡命してしまったりと かなり末期的な様相を示してきた。 反米の中心的な存在で、もっとも過激な独裁者だったカダフィにも 終わりの時が近付いている。 それにしても、権力者はいとも簡…
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ネットが“革命”を起こしたのか

昨日のNHKスペシャル「ネットが“革命”を起こした」見ていて感じたこと。 この番組の良かった点は、まだ事の進行中に「4月6日運動」の若者達と 接触し、そのアジトにカメラを入れ、どのような過程を経て事がなったかを 取材していたこと。 タレク・コーリーという人物を通してエジプトの反政府運動をドキュメントした のは評価できると思う。…
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「金閣寺」雑感  追伸

書き忘れたが もう一つ、心に残ったことがある。 それは台本だ。 クレジットだけでは計り知れないが どうもセルジュ・ラモットが脚色したのを 伊藤ちひろが具体的に書き上げたらしい。 どっちの個性が強くでてるのかは分からない。 脚色した方が強いのか。でも日本語にしたのが伊藤なら 伊藤の個性もでているだろう。 新聞記事を見ると…
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「金閣寺」雑感  まつもと市民芸術館 〈ネタバレ注意〉

……〈ネタバレ注意〉…… 昨日、松本に「金閣寺」を見に行ってきた。 夜の部を見たのだが、客層は殆ど女性だった。 主演の森田剛や高岡蒼甫、大東俊介などのファンが殆どだったのかも知れない。 いつもと違う客層にやや戸惑ったものの、ある意味では楽しみにしていた。 というのは宮本亜門が三島をどう演出するのかに興味があったからだ。 …
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ワンピース61巻 雑感

遅れましたが61巻の感想です。 それにしても凄い売れ方ですね。 恐いくらい。 何か凄すぎてよからぬことが起きるのでは と心配になるほどです。 初刷り300万部を超え、累計二億冊ってどんなんだ。 NHKでも取り上げられ 単なるマンガではない、と神格化されつつある。 でもね、単なるマンガなんで これに背びれや尾びれ…
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クローズアップ現代 「ワンピース メガヒットの秘密」

あのNHKが真剣に取り上げなくてはならないほど ワンピースは売れている。 番組のはじまりは田中真弓の声からだった それなりに作る気があるのだ、と視聴者(特にワンピースファン)に思わせるのには 成功していた。 アンケートをとった割りにはその数字が殆ど出てこなかったが 講読者の割合は、10代以下は1割程度 20代から50代まで…
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パン種とたまご姫

某国営放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも紹介のあった 本作を見た この放送局はポニョの時の追跡ドキュメントに味をしめたのか アリエッティでも長々と追いかけ続け 仕事道楽の人のインタビューなんかが更に味をつけて 特捜もどきの大ストーリーを展開(捏造)していたが 一事が万事、宮崎氏を取り巻く環境はそんな感じにな…
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『ナウシカ』なんとか書き終える

「マンガ版『風の谷のナウシカ』における〈名づけ〉について」という題で レポートを書き終えました。 ちょっと難産だったけど、また内容もかなり稚拙だけれども 終わったのでよかった。 〈呼びかけ〉と〈名づけ〉 アルチュセールやバトラーを引用しながら 書きました。 あと〈呼びかけ〉は失敗する 〈呼びかけ〉られた者は間違って受けと…
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『ナウシカ』難産

なかなか書けないでいる。 ジュディス・バトラーの『触発する言葉』で オースティンとアルチュセールについて 触れている所を援用しながら オーマの名づけの所を書いているんだけど なかなか進みません(笑) でも、面白い発見というか、新しい観点も 手に入れることができて良かった。 それは収穫かな(でも、これはまだ公開しないことに…
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『ナウシカ』をジェンダーで読む

という課題に取り組んでいる。 ナウシカに描かれる母性というものを 取り上げた論者は多い。 多くの場合、宮崎駿と母・美子との関係性に言及している。 病気で寝たきりだった母と幼かった宮崎駿。 10年後に抗生物質で回復した母と政治的な命題を 論争しあった宮崎駿。 ドーラのモデルであった母・美子。 といった具合に伝記的事実と …
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佐伯隆幸教授最終講義「演劇人佐伯隆幸とは誰なのか」

本日、学習院で佐伯教授の最終講義があった。 13時30分から15時ちょっと過ぎまで 多くの教え子や関係者を前に 個性的で熱狂的な講義をされた。 レミゼラブルの原典に時々当たりながら 刺激的でスリリングな講義は進む メモをとっていたが、とてもとりきれるものではない 話は瞬時に限りなく広がりまた舞い戻る おっしゃ…
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風邪をひく

風邪を引き、二日ばかりブログがアップできなかった。 色塗りで結構重いモノを運んだり、雑巾がけをしたりしたせいか 身体中が筋肉痛だ…と思っていたら どうも風邪の影響もあったらしい 珍しく8度ほど熱が出て 喉が痛く 鼻水も出る 風邪らしい風邪だ この間、世の中には「伊達直人」がたくさん出現したり 世知辛い世…
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松田優作 と 香川照之 と つかこうへい

22日にNHKでやっていた「ラストデイズ  松田優作×香川照之 お前は、オレになれる」という番組は かなり面白かった。最近見た番組の中では一二位を争うできだったと私的には思っている。 松田優作が死去する二ヶ月前に共演したという香川に 「お前はオレとはタイプはちがうけど、オレになれるから」といったという その言葉を軸にして …
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稽古四日目の朝に思う-ジアス15周年記念公演8-

他人のワークショップには辛口批評をしてみたが 自分のところはどうなのか、という話になると 頭が痛い しかし、たった三日の稽古とはいえ いろんな事が分かる。 芝居をする理由は人によって違うのだが 「この芝居をする理由」は出来れば全員で 共有しなくてはならないだろう。 その際、それを共有するには基礎体力が必要だ。…
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俳優についての逆説 こうふの芝居ワークショップ発表会

18日の夜に甲府の総合市民会館で行われた 「こうふの芝居ワークショップ発表会-俳優についての逆説」を 見てきた。 「にしえん」戦士の一人が出演していて 彼女からの誘いもあったし、水木亮先生からご案内も いただいていたので「アフリカのイヴ」の稽古のあと行ってみた。 素人をワークショップから役者に仕立てるということで どう…
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稽古3日目の朝 -ジアス15周年記念公演7-

一つの集団における芝居の進化というのは どの局面で測るべきだろうか? たとえば、技術的向上だろうか 内容の今日性や前衛性とかだろうか 受け入れられる客層の広範化だろうか 実験劇という言葉も死語にちかいが 大方のことはアングラの時代に出尽くしたと思う 寺山や唐がしたことで、それ以上の実験性を持ったものは 今、新たな潮流…
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青少年健全育成条例改正案、都本会議で可決

月曜日に総務委員会で可決されて、本会議も通る見通しがあったものの 今日、遂に可決されてしまった。 その間、ネット上でも様々な反応や意見が膨大に表れたわけだが やはり賛成派の意見は かなり危うく、将来に不安を残すものが多かった。 特に石原知事本人や猪瀬副知事の発言。 賛成派の知識人やアカデミズムの人の発言には この国の良識を…
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青少年健全育成条例改正案、都議会総務委員会で可決

昨日くらいからTLはこの条例案のことであふれかえっていた。 まず自分の採るべき立場を明確にするという 最低限度のことを しなくてはならないと痛感した。 「今更何言ってんだ」というお叱りもいただきそうだが まず条例の中味をよく知って 反対したい。 総務委員会で可決されたが、本会議での採決は15日ということだ。 悲痛…
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コスプレとBL

今日のゼミの発表はM2のKさんのコスプレについてだった。 とても面白かった。 見てもらったり写真を撮ってもらうのは良いのだが コスプレしているキャラクターを知っていて そのクオリティを評価してほしいということで 単なる女性として被写体にされるのは嫌だということだった。 まぁ、見てほしいのは自分のやりたいことを分かってくれる …
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「ナウシカ」論への道

大学院に通って8ヶ月 様々なことを知ることによって 逆にしたかったことへの道が遠のいた感じがした時もあったが ここに来て、様々なことを知ったことが少しずつ、 じっくりとしたかったことに繋がり始めたように思う。 「ナウシカ」への道が かつて考えていたのとは大分違う形で 見えてきている気がする。 かなりの本を読んだり、読…
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ロールズ『正義論 改訂版』新訳刊行記念 「社会と心の《正義》を求めて」

夕べ、紀伊国屋サザンシアターで行われた ロールズ『正義論 改訂版』新訳刊行記念 「社会と心の《正義》を求めて」 に行ってきた。 構成は第一部に川本隆史氏の30分ほどの講演。 続いて第二部として 竹田青嗣氏と香山リカ氏を交えて、 司会 神島裕子氏で鼎談。 面白かった。折からマイケルサンデスの白熱教室ブームなどもあって ち…
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都立多摩図書館で大量にコピーする

先日は雨の中、都立多摩図書館に行った。 西国立で降りて、徒歩10分。 前の晩にPCで作っておいた貸出票を窓口で出す。 中は広くて、私が着いた10時30分頃にはかなりの人がいた。 お年寄りが多いが、若い人もちらほらいる。 私の目的は「Comic Box」という雑誌のバックナンバーを見て コピーを取ること。見たかった号数…
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「ナウシカ」 「砂漠の民」 「シュナの旅」 「ゲド戦記」

この四つは繋げて考えなくてはならない。 私の感じでは、それはら全て 実現しなかった宮崎駿版「ゲド戦記」に集約されるものだと思う 宮崎駿がもっともやりたいと願っていた時期に 「ゲド戦記」がやれていたら その後の流れはまた変わっただろう 或いはまた 彼の意欲が消えた時に アーシュラ・K・ル=グィンから 制作要請が入…
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目に焼き付けるということ  おたく第一世代論

今日の佐々木果先生の自主ゼミは エヴァの細部の元ネタを探るというもので 大変面白かった。 題字デザインや足だけ二本ニョキッと出ている絵が、市川昆の「犬神家の一族」だったり オープニングが「謎の円盤UFO」だったり 出撃シーンや都市の在り方が「スティングレー」や「サンダーバード」だったり 特に「SOUND ONLY」(テレビ電…
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明るい部屋

バルトの明るい部屋は 面白い それまでのバルトと 違っている そこにあるのは「死」 「温室の写真」のくだりは 何度も読んでいると 泣けてくる 面白いし 共感できるし 感動的だと思う
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いきものがかり論

最近、いきものがかりについて 様々なメディアで言われることが多い いいたくなる気持ちは分かる。 なにせ「伊勢正三論」を書きたいといっている私が 書きたくなるわけだから、その射程の長さはかなりのものだ。 この間、ライブに行ったときに再確認したが 客層はもの凄く広い。小学生かお年寄りまで そして、その誰も拒絶されない居心地…
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