テーマ:マンガ

BAKUMAN3 感想

面白い。久々に面白いマンガだと思う。 業界、それもマンガ業界を扱っているわけだが ジャンプに載っている作品がジャンプについて描くわけだから メタマンガということだ。 当然、身内批判や同業者への感想や思いも入ってくる 果てはジャンプのシステム批判まで出てくる。 これらがどこまでコントロールされた、つまり許容された 予定調和な…
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吉本隆明「全マンガ論」

一応買った。読むつもりではいる。 吉本隆明。 「言語にとって美とは何か」 今考えると不思議だが とても納得して読んだ記憶がある。 かなり吉本の本は読んでいるはずだが いつも煙に巻かれているような 気がしていた。 この本は意外にクリアに入ってきて 今となってはなぜそんな読み方ができたのか 不思議だ。 「全マンガ論-表…
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アヨンとトトロ

妙な話だが、久保帯人に宮崎駿を見るのは私だけか。 アヨンはどう見てもトトロだ。 豚だ。 こういうのは意図的なのか。 それとも遺伝子のような 黙示的で無意識的な領域のものなのか。 今のマンガを読みながら あっ、これは○○○○…などと思うのは マンガが「引用の織物」だからなのだが それにしても 隔世遺伝的に 多…
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「もののけ」という痛点

99年に甲府西高校で 公開講座『「風の谷のナウシカ」を読む』を行った。 これは国語・地歴・公民・理科(生物)・英語の各教師が パネルディスカッションを行い、それぞれの立場から ナウシカの読解の可能性を探るというものだった。 インド哲学から、僧侶である教師の宗教的解釈から、 ナラトロジーの視点から、生態系解釈の立場から、 世界史的な視点か…
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ハイデガーとナウシカ

ハイデガーとナウシカの関係について ニーチェとナウシカについては心当たりがあって それとなくやっていたのだが ハイデガーとの関わりについては ある機会に指摘をうけてはじめた 「存在と時間」を改めて読む 難しい 木田元を読む 難しい でも面白い 難しくて分からないことは面白い 何度も何度も読み返し 頭の中で例えてみたり 組み替えてみたり…
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プルートウ7巻

遅ればせながら 浦沢直樹が手塚治虫を描く… よく聞く話 …私達はこの時代に生まれ この作品を読むことが出来る僥倖を噛みしめるべき… そうなのか 山下達郎の「アトムの子」が響き 誰もが手塚治虫生誕80周年を祝う今年 浦沢直樹のプルートウを読むことができることは 幸せなのか 別に皮肉屋になっていうのではない そんな感傷では掬いきれないも…
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BAKUMAN2感想

どうでしょう。段々業界ネタが色濃くなってきて 本当にマンガ家目指す人にはいいのかもしれない。 ジャンプをメタな視線で捉えるというのは面白いんだけど 所謂ネタバレ的な、というかここまでリークしちゃうぞ的なアプローチも ややデキレース的な感じがする。 川に原稿(ネームだけど)を投げ捨てるっていうのは なんか「G戦場ヘヴンズドア」を彷彿とさせ…
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恋はいつでも!!ハリケーン!!! PART2 ワンピース53巻感想

というわけで、ワンピース53巻の感想。 【ネタバレあり】 くまの温情で助けられた麦わらの一味ですが ルフィは女人国「アマゾン・リリー」に飛ばされる。 一巻まるまるこのエピソードに費やされるわけだけど ちゃんとベースの話は進行する。エースの処刑のことを ここでやっと知り、駆けつけたいルフィだが、処刑場所まで 最速で行けるのは海軍の軍艦しか…
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おやじ宝島

手塚治虫の「新宝島」の復刻本が一昨日届いた。 箱も豪華。中味もなかなか豪華だ。 おやじ宝島、初見である。 しかし、内容よりも こうした習作が 復刻される 意義 と いうか 復刻されてしまう その作家の今日性とは いったいどんなふうに評価するべきなのか 歴史的価値なのか 今日的価値なのか ファンとしての思い入れか それとももっと違った大き…
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覚書〈映画的であると言うことは褒めているのか貶しているのか〉

私が国文学を学んでいたときに常に引っかかっていたことは 文学作品を映像的あるいは映画的だと評することの意義は何なのかと いうことであった。私が研究した横光利一に「蠅」という初期短編があるが ことにこの作品はカメラアイや映画性ということに関連づけて語られることが多かった。 読者が作品を映像化して受容するということを肯定するとして その映像…
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示唆

大石玄氏がされている「博物士」は示唆に満ちたブログである。 氏とは全く面識がないが、共通点が一つある。二人とも札幌生まれということだ。 さて、全くなんの関わりもない氏のことを引用するのは 失礼千万だとは思うが、ちょっと今、思っていることがあり そのことを紹介しようと、こういう書き起こしになった。 2005年の夏はマンガ評論を考える上で…
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コンテとコマ(ナウシカのコンテ集にコミックのコマを貼っていく)

地道なことを始めた。地道というより地味な作業だ。 でも面白い。 ナウシカのアニメのコンテ集は二冊出ている。 それとコミック版のコマを符号させていく。 最初のユパがキツネリス(テト)を助けようとして 虫を殺したため王蟲に追われるシーンは アニメにもコミックにも共通しているので そこを対比している。 要するにマンガの映像性とは何かを 把握す…
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海獣の子供

読め 海獣の子供 1 (1) (IKKI COMICS)小学館 五十嵐 大介 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ
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五十嵐大介「魔女」

今更だけど今日始めて読んだから すごい なんだろう。 絵かな。 とても すごい 見たことある絵のような 見たことあるアングルのような 見たことある細かさのような 見たことある荒さのような そうなんだけど 話かな。 泣きたくなるような 切ない 気分はもう戦争のある部分だけを ふるいにかけて さらさらにして 並べ直すとこんな感じ? …
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G戦場ヘヴンズドア

この話はBAKUMANとは何の関係もありませんでした。 作者・日本橋ヨヲコ氏が言うようにこれは「戦友」の物語である。 帯にいろいろな人がコメントしているが、 正直言ってどれもさして当たっていない。 でも、かれらが感じたシンパシィは認めても良いかもしれない。 女性が描いた男の話。男性が描いた女の話。いろいろあるけれど これはどうなのか。 …
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予定変更 手塚治虫について

今日は予定を変更して手塚治虫先生について語ります。 G戦場ヘヴンズドアは次回語ります。 22時からの「手塚治虫 漫画 音楽 その人生」(NHK プライム10)を見た。 今年は没後20年、生誕80年ということで様々な企画が展開される。 その幕開きをつげる番組ということか。 坂本龍一、山下達郎、富田勲…天才が天才を語るといった風情である …
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BAKUMAN再び

15才の中学生二人がマンガ家を目指す。 しかも18才までにアニメ化されるマンガを書くという目標を立て奮闘するという物語。 もちろんヒロインもいる。 面白いのは 中学生でセックスしているのもいるけれど 処女と童貞で18才で結ばれるのもいいとか 「あしたのジョー」とか「巨人の星」とか「父の魂」(おお、まさにジャンプ)とか 古いマンガが取りざ…
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BAKUMAN第一巻読了

面白い。 40代後半の親父が見ても面白い。 というか、それだからこそ面白いのかも。 若い人にはまた違った面白さもあるだろうが、 ジャンプが創刊された当時を知る世代にも十分 楽しめる要素がふんだんに盛り込まれている。 (大場つぐみがガモウひろしなら、私と1歳しか年が違わないので 当然かと思われるが……) いやいや実に楽しい。
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ジャコビニ流星打法

なんとなく思い出したので、つい。 小学校時代、ジャンプには「はだしのゲン」とか「ぼくの動物園日記」とか かなり多様なジャンルの作品が載っていた。「マジンガーZ」や「荒野の少年イサム」 や「トイレット博士」も載っていた。 なんといって「友情・勝利・努力」だからなんでもありなのである。 梶原一騎の末期的野球マンガ「侍ジャイアンツ」も荒唐無稽…
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ゲド戦記Ⅰ~Ⅲ 読み返す

ゲド戦記を読んだのはもう二十年以上前の事ではないか。 内容さえおぼろげだった。 その重厚で趣ある世界は 子どもにはやや難しい 本格的ファンタジーである。 今回再読して 本当によくできた物語だと思う。 ゲドという男の少年期からろうし壮年期にいたる三つの物語は 自然にさりげなくしかし確実に繋がっており 言葉の一つ一つがいかに大切に慎重に 吟…
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風の谷のナウシカ 研究概要

以下の点について  1 マンガ表現としての技巧上の問題    ①作画法(コマ割り・コマ線・ペンタッチ・描き言葉・読者の目線の誘導)    ②コンテとマンガの境界について    ③ケーテルコルヴィッツやロバートフックとの関連  2 背景    ①宗教 ②哲学(ニーチェとの関連) ③民俗学 ④戦争史  3 偽史    ①年代記 ②腐海文書 …
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バガボンド29巻

一言で言うと「相対化」ということ。 どの道をえらぼうと「どのみち」たどり着けない 深淵があるばかりだ。悟りとは永久不変の境地を言うのでなく つまりは相対化の流れの中で、コンマ1秒でも長く 居続けることのできる 何かよりは「まし」な場所をいうのに過ぎない。 哲学なアプローチがあろうと、それはドラゴンボールと 何も変わらない。 そう言われ…
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槿の画家 柳瀬正夢展

雨の中、小平の武蔵美図書館へ行ってきた。学園祭が近いのか、通りかかった 一橋大学も津田塾も白梅も学園祭の看板や横断幕がかかっていたが、武蔵美自体は 静かだった。鑿の音が響いてくる。 展覧会はとても興味深いものだった。多才で多芸であった柳瀬正夢の、漫画家としての 側面に光を多く当てたものだ。パンフレットを見ると舞台装置のデザインなども出て…
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